昨年、わが家では中学受験を経験しました。
長い受験生活の中で意識していたことの一つが、家だけで勉強しないことでした。これからインフルエンザ対策などで、平日小学校を休んで外勉強するという機会も出てくるかもしれません。また、土日塾がなければ家で勉強する時間が長くなります。
毎日同じ机に向かっていると、子どもも煮詰まりますし、それを見ている親も煮詰まります。
そんな時は、ときどき問題集や筆記用具を持って親子で外へ。
子どもが勉強している横で、私は仕事をしたり、本を読んだり、自分の勉強をしたりしていました。
場所を変えるだけなのですが、不思議と、「せっかくここまで来たから、ちょっとやろうか」
という気持ちになります。(これが親にとってはありがたい!!)
中学受験カウンセラーの安浪京子先生のVoicyなど、中学受験や家庭学習についての発信を聴く中でも、家だけで頑張るのではなく、親子で環境を変えて勉強するという考え方に共感していました。
私が実際に使ってよかった場所の1〜3位はnoteにまとめました。
→【note:中学受験で使ってよかった「親子勉強スポット」3選】
この記事では、その続きとして、
- 第4位のSHARE LOUNGE
- 1〜2時間だけなら使いやすい大型TSUTAYA
- 一見勉強場所としては有名で最高なのに「受験中はおすすめしない」場所
- そして、中学受験を終えた今だからこそ一番おすすめしたい場所
について書いてみます。
そして最後の方法は、無料です。
第4位 SHARE LOUNGE|長時間勉強するならかなり使いやすい
第4位は「SHARE LOUNGE」です。
私はSHARE LOUNGE丸の内を利用しましたが、丸一日勉強する場所として、とても使いやすかったです。
まず良かったのが、広くて席の選択肢が多いこと。子どもと一緒だと、席選びは意外と重要です。
隣との距離が近すぎる席より、少し余裕がある席。長時間座っても疲れにくい席。また、迷惑をかけないこと。
その日の混雑状況や子どもの様子に合わせて選べるのは助かりました。
周りの人が勉強しているのもいい
私が一番よく使ったのがTSUTAYA丸の内という場所柄もあるのか、資格試験などの勉強をしている方をよく見かけました。
朝から来て、ずっと黙々と勉強している方も。これが子どもにも意外と良い刺激になります。
家で親から、「そろそろ勉強しよう」と言われるのとは違って、周囲のみんなが勉強や仕事をしている。
大型図書館にも通じますが、周りの人が集中している環境そのものを借りられるのが、外で勉強する大きなメリットだと思います。
飲み物とお菓子は子どもにとって魅力的
SHARE LOUNGEにはドリンクだけでなく、ちょっとしたお菓子なども用意されています。
これが子どもには楽しいようです。「ここまで終わったら、ちょっと休憩しよう」
という使い方もしやすい。
ただし、わが家の場合は一つ問題が。娘が延々と石チョコを食べていました(笑)。
勉強の合間にお菓子を食べるはずが、お菓子を食べる合間に勉強する状態になりかねません。
パンや冷蔵品などもありますが、置いてあるものは店舗や日によって少し違う印象でした。
SHARE LOUNGEは店舗によって結構違う
いくつか利用して感じたのは、同じSHARE LOUNGEでも店舗によって雰囲気が違うことです。
特に子ども連れの場合、この違いは結構大きいと思います。
二子玉川 蔦屋家電は子連れでも利用しやすかった
二子玉川 蔦屋家電は、1階に蔦屋家電・書店があり、2階にSHARE LOUNGEがあります。
私が行ったときは小さなお子さんを連れた方も比較的多く、丸の内よりもファミリーで入りやすい雰囲気でした。
置いてあるお菓子も、私が訪れたときには駄菓子系など、子どもが喜びそうなものが多め。
同じSHARE LOUNGEでも、
丸の内=集中して勉強・仕事をしたい日
二子玉川=親子で少し楽しく勉強したい日
という使い分けもできそうです。(逆に子供が多くてうるさい可能性も)
SHARE LOUNGEは店舗によって広さや席、飲食物なども違うので、親子でお気に入りの店舗を探してみるのも面白いと思います。
1〜2時間だけなら「普通のTSUTAYAカフェ」でも十分
毎回、有料ラウンジに行く必要はないと思っています。
例えば、「朝のうちに算数だけやろう」「今日は1〜2時間集中できればOK」
という日。そんなときは、大型TSUTAYAに入っている普通のカフェも使いやすかったです。
六本木 蔦屋書店
六本木 蔦屋書店は2階にSHARE LOUNGEがありますが、1階のカフェも比較的広く、親子で短時間勉強するには十分でした。
SHARE LOUNGEに入ってしまうと、「せっかく料金を払ったから長くいよう」と思ってしまいがち。
でも普通のカフェなら、
1時間集中 → 終わったら本を見る → 帰る
という気軽な使い方ができます。ほかにも大型の蔦屋書店として、
- 浦和 蔦屋書店
- 幕張 蔦屋書店
- 湘南 蔦屋書店
- 二子玉川 蔦屋家電
などがあります。
店舗によってカフェや座席などの環境は異なるので事前確認は必要ですが、「本屋+カフェ」型の大型店舗は、短時間の親子勉強と相性がいいと思います。
本屋なので、勉強が終わった後に子どもと本を読む楽しみもあります。
お気に入りの本を見つけるのも楽しい時間です。
休憩時間に読んだ中学受験におすすめの漫画⇩
番外編 The Library Lounge 天王洲|設備は最高。でも受験生には残酷かも……
そして番外編。天王洲アイルにある「The Library Lounge」です。
ここ、設備だけを見ると、「中学受験生にものすごく向いているのでは?」と思います。
机がある。水分補給ができる。軽く食べるものもある。長時間過ごせる。親も横で仕事ができる。
親子勉強に必要なものがかなり揃っています。ところが、実際に行ってみると大きな問題?!がありました。
あまりにも多い「漫画!!」
そう。漫画が多いんです。
しかも「本棚の一角にちょっとあります」というレベルではありません。かなりの漫画があります。
受験前、
「読みたい漫画があるけれど、受験が終わるまでは我慢する」と頑張っている子もいると思います。
そんな子を大量の漫画に囲まれた場所に連れて行って、
「さあ、算数やろう!」
……これは、あまりに残酷(笑)。
目の前に読みたかった漫画が並んでいるのに、自分の机の上には過去問。
私なら集中できません。
だから、ここは「受験が終わった後」に!
私はむしろ、「受験が終わったらThe Library Loungeに行こう!」とご褒美にするのがおすすめです。
受験が終わったら、問題集は持っていかない。「今日は好きな漫画を好きなだけ読んでいいよ!」
と連れて行く。子どもが漫画を読んでいる横で、親はコーヒーを飲みながら好きな本を読んだり、のんびりしたり。
中学受験を頑張った親子の「お疲れさま会」には、とてもいい場所だと思います。
そして、受験を終えた今「一番!!おすすめしたい外勉」があります
ここまでいろいろな場所へ行きました。図書館。ホテル。文喫。SHARE LOUNGE。カフェ。でも、中学受験を終えた今になって、「ここにもっと行けばよかった!」と思うことがあります。
しかも、有料ラウンジのようなお金はほとんど必要ありません。それが、
「志望校の近くの図書館へ行って勉強する」
です。
これから中学受験をするご家庭には、ぜひ一度やってみてほしいです。
問題集を持って「志望校まで行ってみる」
やり方はシンプル。いつもの問題集と筆記用具をバッグに入れます。
そして親子で、志望校へ向かいます。説明会の日ではありません。普通の休日に、「今日は○○中学校の近くまで行って、そこで勉強してみよう」
と出かけます。
まず、子どもと一緒に行き方を調べます。どの電車に乗るのか。どこで乗り換えるのか。駅のどの出口から出るのか。
駅から学校まで何分くらい歩くのか。そして、実際にそのルートをたどってみます。学校まで歩いたら、周辺にある図書館へ。
そこで1〜2時間、いつもの勉強をする。これだけです。
偏差値表では分からない「この学校に通う生活」が見えてくる
学校説明会や文化祭でも学校へ行くことはあります。
でも、「学校を見に行く日」と「その街で普通に過ごしてみる日」は、少し違います。
実際に電車に乗って、駅から歩いて、その街で勉強して、ランチを食べる。
すると、「ここに通ったら毎日この電車なんだね」「地図ではわからなかったけれど、結構坂道なのね」「この乗り換えなら意外と楽だね」「学校の近くにこんなお店があるんだ」「ここに図書館があるんだ!」
と、学校が急に現実的になります。学校案内や偏差値だけでは分からない、
「この街に毎日通うとしたら、どんな生活になるんだろう?」を親子でちょっとだけ体験できます。
第一志望だけでなく、併願校こそやってみてもいい
これは第一志望だけでなく、併願校でもおすすめです。
中学受験では、最終的にどの学校へ進学することになるか分かりません。
だからこそ、「もし、この学校に通うことになったら?」という目線で一度その街を歩いてみる。
学校までの道を知っているだけでも、受験当日の安心感につながります。親だけがルートを把握するのではなく、子ども自身が道を知っているというのも大切だと思います。
入学後の「勉強できる場所」も知ることができる
そして、私がこの方法をおすすめしたいもう一つの理由があります。
もし、その学校に合格して実際に通うことになったら、「学校の近くに勉強できる図書館がある」ことを、子ども自身がすでに知っています。中学生になれば、「家に帰る前に少し勉強したい」「定期テスト前だから集中したい」「今日は家だと集中できなさそう」という日も出てきます。
そんなとき、「そういえば学校の近くにあの図書館があった」と思い出せる。
子どもにとって、自宅と学校以外の第三の勉強場所を一つ知っていることになります。これは入学後にも役立つと思います。
図書館で勉強したら、その街でランチ
そして、ここも大事。図書館で勉強したら、ずっと勉強し続けなくてもいいと思います。
「終わった! じゃあ何食べる?」と、その街でランチ。少し街を歩いてもいい。気になるお店に寄ってもいい。
そうすると、「志望校まで行って勉強させられた日」ではなく、「親子で出かけたら、途中で勉強もした日」
になります。
中学受験は長いです。全部の休日を「受験のための日」にしてしまうと、親も子どもも疲れてしまいます。
だから、勉強+ちょっとしたお出かけくらいが、わが家にはちょうどよかったです。
「今日はどこで勉強する?」という選択肢を持っておく
中学受験を経験して感じたのは、
子どもが集中できない=本人のやる気がない、とは限らない ということです。
単純に、同じ場所に飽きていることもあります。そんな日は問題集をバッグに入れて、場所を変えてみる。
図書館でもいい。SHARE LOUNGEでもいい。カフェでもいい。
そして時間がある日なら、志望校の街まで行ってみる。
親も隣で仕事や読書、資格の勉強など、自分のことをする。親が監視役になるのではなく、
「今日は二人ともここで、それぞれやることをやろう」くらいの距離感です。
中学受験中、毎日そんな余裕があるわけではありません。
わが家も、実際には思ったほどできませんでした。だからこそ、受験を終えた今、
もっと親子でいろいろな場所へ勉強しに行けばよかったなと思っています。(実際に京王プラザホテルIBASHAには結構通いましたが、同じところだと緊張が薄れがち)
これから中学受験を迎えるご家庭には、ぜひ一度。
まずはGoogleマップを開いて、志望校の近くにある図書館を親子で探すところから始めてみてください。


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