旅行に行くと、食べたいものやお土産など、子どもが「これ欲しい!」と言う場面がどうしても増えます。
わが家では、小学3年生と中学2年生の子どもに、旅行中のお小遣いとしてそれぞれ3,000円を渡しています。
長期の旅行になると、多少アップすることはありますが、1泊2日だと、大体3000円と決めています。
使い道は基本的に自由。ひとつだけ伝えているのは、「自分のため」と「誰かのため」、の両方の目的で使ってね、ということです。
使い道も、誰に何を買うかも子どもにお任せ
「自分のため」は、旅行先で食べたいものを買ったり、自分のお土産を選んだり。
「誰かのため」は、家族や友だち、誰かお世話になっている人へのお土産を買ったり。
どちらに、どのくらい使うのか。誰にあげるのか。そこは子どもたちに任せています。
「半分は自分、半分は人のために使ってね」と割合を決めているわけではありません。自分のために使うのも、誰かのために使うのも、どちらも大切な使い方。自分で考えて決めてもらうことにしています。
残ったお金は、自分のお小遣いに
以前は、旅行が終わったら残ったお金を返してもらっていました。
ところが、「残ったら返す」と決めていたときは、返すくらいなら使おうと思うのか、旅行の最後に、どうみても本人が興味なさそうな、、、必要ではなさそうなものを無理して買おうとしている光景がありました。
せっかく自分で考えて使うためのお小遣いなのに、残さないことが目的になってしまうのは少し違うかも……。
そこで今は、使い切らずに残った分は、子ども自身のお小遣いにすることにしました。
使い切ることも、残しておくことも、どちらも自分で決めた結果。そう考えると、無理に使わなくてもいいと思っています。
旅行先で食べたいものも、自分のお小遣いから
旅行中のお小遣いは、お土産を買うためだけのものではありません。
旅行先で見つけたおやつや、食べてみたいものを自分で買うこともできます。わが家では、子どもが旅行先で食べたいものがあるときは、自分のお小遣いから出すことを意識しています。
以前は、旅行中に「ソフトクリーム食べたい!」という声が何度もありました。もちろん、旅行先のソフトクリームは楽しみのひとつ。でも、見かけるたびに買っていたら、食べきれないこともあります。
自分のお小遣いから出すようにすると、「今、本当に食べたいかな?」「このあと別のものも食べるかも」と、少し考えるようになりました。
毎回「食べたい!」と言うことが減ったのは、わが家にとってうれしい変化でした。
はじめは、お土産選びにも時間がかかった
最初のころは、自分のお小遣いでお土産を買うところまで、なかなか進みませんでした。
何を買えばいいか迷ったり、買わずに終わったり。大人ならすぐ決められることも、子どもにとっては悩む時間が必要なのだと思います。
それでも、お店を見て回りながら、「自分は何が欲しいかな」「誰かに買うなら何がいいかな」と考えている様子は、見ていて勉強になりました。
限られた金額の中で、欲しいものを選ぶ。自分だけでなく、誰かのことも思い浮かべてみる。旅行先でのお買い物には、普段とはまた違う考える機会があるように感じます。
わが家にとって、旅行のお小遣いは「選ぶ練習」
旅行中のお小遣いを始めたからといって、子どもが毎回計画的に使えるようになるわけではありません。迷うこともあるし、買ったあとに「別のものにすればよかった」と思うこともあるかもしれません。
でも、その経験も含めて、自分で選んだ結果を感じる時間になればいいなと思っています。
わが家の旅行のお小遣いは、使い道を細かく決めたり、必ずお土産を買うよう促したりするものではありません。自分のために使うのか、誰かのために使うのか。食べたいものに使うのか、残しておくのか。子ども自身が考えて決めるためのお金です。
次の旅行では、どんなものを選ぶのかな。子どもたちの使い方を見るのも、旅行の楽しみのひとつになっています。


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